貴重な晴れ間にやっと出来た田おこし

荒起こし 田んぼ

安定しない天気の合間を縫って、トラクターで田起こししました。

予定より2日遅れの耕耘になってしまった。

田んぼは田んぼだけあって、水が溜まりやすい。ちょっと強めの雨が降ると大きな水たまりになる訳で。

乾くのにも時間がかかる。晴れて風が吹いて2日たっても、一部水たまりが残ってる。

もうちょっと待ちたいなぁ。

どうしようかと迷っている時に天気予報見ると、定期的に雨が降る予報となってる。予報は予報なんで降るとも限らないと淡い期待をしながら、てるてる坊主を作る。

なんて事はしない。迷ったらやってしますのが、私の性分。

荒起こし

案の定、トラクターは泥だらけになってしまったが、田起こし的には充分に目的は果たせた。

私の田起こしを紹介したい。

目的は、緑肥としてのれんげをすき込み肥料となるようにする為の第1歩でれんげを枯らす、土を乾かす。

田植え機で苗の移植をする為の作土層の高さを決める。

具体的な作業は、トラクターのスピードは3km/hくらい、PTOは1速(1番遅い)で、1回耕耘。

要は荒起こし。

スパァーっと早くやる。5~15cmくらいの土の塊がゴロゴロとしている。

荒起こし

粗く起こすことで、風が作土層全体に良く回り土が乾き、緑肥の発酵を促す。

そして大事なのが、耕盤の深さと平坦さ。

深さは5cm。田植えをするまでに耕耘2回、代かき2回行う。最終的に田植えをする時のトロトロになった土の深さ10cmを目標とすると、最初は5cmがベスト。

平坦さは最初の耕耘で決まる(と思っている)。平坦さはこれからの耕耘や代かき作業の質を決めるが、一番の影響は田植えの時に出る。真っ直ぐ均一に植えられるどうかは、この耕耘に掛かっていると言っても過言でも無い(僕の中では)

平坦にするコツは、先程の具体的な作業の通りなのだが、スパァーっとリズム良くやる事。

勘違いしやすいが、表面的な平坦さとその下の耕盤の平坦さとは必ずしも一致しない。

荒起こしの表面はデコボコなので気になるかもしれないが、水を入れて代かきすれば平らになる。しかし、耕盤の平坦さは最初の耕耘で決まったら変わらない。

昨年の刈取り時に出来たわだちのへこんだ部分の土が起こせていないなんて、気にしてはいけない。大事なのは耕盤の平坦さだ。

なんて、偉そうな事を言って今日はここまで。

泥だらけトラクタ

今日は泥だらけのトラクターの清掃が大変だなぁ。

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