田んぼを引き継いで米作りに熱意を燃やす!
田んぼのイロハを勉強したいと、やる気満々の彼と代掻きの勉強会です。
やる気満々の若手K君は代掻きをやったことが無いとのこと。ここは僕が先輩風を吹かせて(笑)教えることに。
代掻きの目的って?
- 稲の苗を植えるトロトロ層を作る
- 草や草の種をトロトロ層の中に入れて、草を抑制する
- トロトロが畦畔の隙間に入り込んで田んぼの水持ちを良くする(漏水をなくす)
通常は代掻きを2回行います。田植え予定日からさかのぼって2日前に仕上げ代、5日前に荒代。草がうまく沈み込まなかったり、トロトロ層の出来が悪い時はもう一回追加する。
トラクターの設定
- ロータリーの深さは5cm
- ロータリーのギアは2〜3速(早めにってこと)
- スピードは2km/h程度
- 2WDで倍速ターンは使わない
作業の基本は畑の耕耘と同じように、往復耕から始め周回耕で終わりになる。往復耕では畑と違い、1列飛ばしで耕耘を行う。何故ならばトラクターでターンをする際にタイヤで耕盤を荒らしてデコボコにしたり深くならないようにする為。なので基本的には2WDでターンを行いブレーキを軽くかけて大回りで旋回する。
田んぼへの出入り口の付近も気をつけたいところ。深くなりがちだからだ。
特にコンクリートのスロープで田んぼとの境を深く耕耘してしまうと、段差が出来る。これがいけない。田植え機の出入りで怖い思いする。最悪転倒なんて。
スロープから1mくらいはあえて耕耘しないようにしている。それでもトラクターの出入りだけでだんだんと掘れてしまうのだがね。
今回は代掻きの1回目、荒代です。仕上げ代も基本的には同じです。仕上げになるので表面のでこぼこに気をつけます。
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